会期が通常と少し異なりまして、明日6/16金曜日よりのスタートとなります 須賀文子陶展。
子の星では2年前の春に個展を開催いたしました。 2014'春の隣搬入blog 2014'会場風景blog 昨年、そして今年のつつみ展では、たいやき小皿が人気の作家さんですので、お皿はご存知という方も多いかもしれません。 そんなたいやき小皿も、今回は新しい試みで、ガラスの透明感が綺麗な釉薬のかかった涼やかな作品も! いままでの作品をご存知の方はおおっと驚かれる新しい試みもたくさんです。 展覧会に寄せてコメントをいただきました。作家の在廊は会期中 金土日 となります。ぜひ遊びにいらしてください。 ---- 今回、初めて色をふんだんに使った作品に挑戦してみました。 今まで桃山時代の古陶を目指していたので、新しい雰囲気の焼き物に踏み出すことには勇気が必要でしたが、子の星のオーナーの「ギャラリーをオープンするときに、新しいことにチャレンジできる場にしたいという想いがあった」というお話に背中を押していただいて、今回の個展を開くことができました。 氷裂のような美しい貫入が特徴的だったことと、うわぐすりをかけた陶三彩や五彩のように色彩のイメージを盛り込みたかったので、六花という名前をつけて、作品の制作に取り組みました。 宮沢賢治の他者に対する優しさやが伝わってくる詩が好きなのですが、色のイマジネーションも宮沢賢治から着想を得ています。 『わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、 桃 いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。』 宮沢賢治の詩の中は、たくさんの色で溢れています。 自然と、動物と、色彩が溶け合った、金平糖みたいな、朝の光みたいな作品に挑戦したいと思います。 陶画を中心に、登窯で焼成した日常の器と、御茶道具を展示します。 ご高覧いただけましたら幸いです。 ---
by gallerynenohoshi
| 2016-06-16 12:47
| 展示
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