お一人ずつの在廊日を挟みまして、土曜日からはお二人揃って会場在廊いたします。
早くも会場は会期の折り返しを過ぎました。
展示計画をしっかり考えて臨まれたことはもちろん、お二人それぞれが2人の作品で構成する意味や想いをもって作り上げられた
優しい空間になりました。
上野さんのお作品は、短い直線の組み合わせと、少し長い線とを組み合わせてのお作品ですが、人の手が描き出せる、ここちのよい揺らぎが、長い間見ていても疲れない間合いを生んでいるように思います。画像は作品の部分です。
なんだか畳の目のようでもあり、毛並みのようでもあり、ついつい撫ぜたくなってしまいます。見納めの作品もございますので、ぜひこの機会にご鑑賞いただければ幸いです。
兼さんのお作品、洋ナシも蝶々たちも、そのほとんどが実寸に近いサイズで描かれているのだそうです。
はたはたっと飛んでいきそうに想像できるのも、そのサイズ感からかもしれませんね。
個展とはまた違った展覧会です、どうぞ楽しみにお越しください。