会期中、ギャラリーの周りを散策しては美しい葉っぱを見せてくださった若林さん。朽ちた中に残る美しい葉脈たち。こちらも会場の周囲で拾われたものです。 自然の中、というと山や川、公園や海、色々と出向かないと出会えない、と思いがちですが、
視線をあちこちに遊ばせてみれば、街の中にも美しい自然が存在しているということに気づかせてもらいました。
さて、美しいと思う一方で、底知れぬ怖さを持ち合わせる自然の力たち。
人間の目を楽しませてくれる、自然の姿の見た目の美しさだけではなく、その存在そのものを描き出そうと、自然の中に自ら分け入って制作を行っていました。
次はどんな気配、を見せてくれるでしょうか。また東京での展覧会を、みなさまとともに楽しみに待ちたいと思います。
ご高覧いただきました皆様、誠にありがとうございました。