優しい雰囲気のお二人。
そして描かれた絵画で満たされた空間は、おだやかな空気で満たされ、
忙しい日々にゆったりとした時間をもたらしてくれました。
一見抽象画のようにも見える、新さんの風景画。いつか行ったこと、みたことがあるような場所の記憶を呼び起こしてくれました。"島"松島に実際にある島の風景。現地を訪れたことがない方には、日本ではないような独特な風景に見えるかもしれませんが、きっと行かれたことがある方には、その時の海の匂い、波の音、飛び交う鳥の姿がありありと思い浮かぶだろうなあ、というくらい、モチーフを丁寧に描かれていました。
幸恵さんが今年の夏におとずれたイギリスでの風景の一コマ。男性の顔がお花で隠れているところが絵画的で、いろんな想像を誘いますね。熱々の紅茶を、ふーーっと迎えに行くしぐさも、とてもリアルでした。こちらは"はちみつ色の家"。幸恵さんの色選びとタッチに、ぴったりと合致した甘くノスタルジックな雰囲気のお家たち。扉の向こうにはどんな生活があるのでしょうか。
おふたりともに、見る人それぞれの想像を誘い、自由な物語を紡がせてくれる絵画たちでした。
どうやら今週末に開催のデザインフェスタへご出展なされるそうです。ぜひそちらもご期待ください!
足をお運びくださりました皆様、誠にありがとうございました。