2020’1.31(金)〜3.1(日) つくるひと×つかうひと×みるひと展２０２０’@5日目

今回のつつみ展は、平面作品も多く展示しております。こちらは米澤寛子さんのリトグラフ。
お部屋の中に春のやさしい空気が流れてきそうです。
が、真ん中にある不思議な穴に、ほわっと可愛らしいだけではない"何か"を感じさせます。ちいさなシート作品たちもお預かり中です。こちらは銅版画、メゾチント技法を主に制作されている林明日美さんの作品"Universal desert"。黒の深さに引き込まれながら、細かな描写を眺めていると、考え事も捗りそうです。静けさの中にある、圧倒的な存在感はぜひ実作品をご覧いただきたいと思います。林さんもシートの作品をいくつかお預かり中です。動物モチーフの旧作たち、ぜひお手元でお楽しみください。こちらは本日ご売約いたしました伊藤みどりさんの作品"ひかりのこどもたち"

こちら左の作品は本日ご売約いたしました。山崎雅未さんの作品で"景色"。

イラストレーターいいあいさんの"２月"。梅の木の芳しい香りそのままのお色気たっぷりの女性、素敵ですね〜。雑誌などでご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、生の絵はやはり一味違います！入り口で可愛らしく皆様を誘い込んでいるのは昨年もご出展いただきました、中村あめかさんの油彩たち。優しい眼差しと、ゆるやかに流れる時間を感じます。こちらもまたゆるりとした情景。村上暁さんの作品で"小川のほとり"。２匹の間を流れる静かな小川。いい、気配です。時が止まっているようで流れている、不思議な世界がここにあります。
作家ごとに描き出す世界はほんとうに様々です。どんな世界に興味があるか、こんな世界があったのか、とたのしくご覧いただければ幸いです。